スラムダンク夢
□8話 衝撃の事実
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次の日、私は朝早起きして試合に行く準備をした。初めての試合って事で緊張しちゃうなぁ…。お兄ちゃんの事もあるし。部員のみんなにはバレたくないけど…。
「彰!!あんた今日試合じゃないの??」
お兄ちゃん、まだ起きてないのかな…よく寝るところは楓くんとそっくりだ。
「私、先に出るね〜」
「ハイハイ、いってらっしゃい、あおい」
「いってきまぁす」
外に出ると、楓くんは自転車に乗って待っていた。
「おはよ!!ごめんね、待ったでしょ…。インターホン鳴らしてくれればいいのに!!」
「今きたとこだし…朝から迷惑かなぁって…」
「ふふっ…楓くんでも気を遣ったりするんだ」
「うるせー。行くぞ!!」
楓くんは自転車を押しながら歩いていった。
一度学校に集合して、みんなで電車に乗った。